仕事が自分に合っていないと感じる。
どうしてもやる気が起きない。
しかし、だからといって、自分には何ができるのだろう？
考えても答えは見つからない。
周りを見渡せば、多くの若者やある程度年齢を重ねた大人たちは、
迷走する私とは異なり、諦観を身に付けているように見える。
彼らは「生活のために働く」という現実を受け入れ、
与えられた環境の中でステップアップを目指し、昇進やスキルアップに邁進している。
その姿は、ある意味で成熟しているように映る。
一方で、私はそのような生き方がどうしてもできない。
興味のない仕事に対して、向上心を持てず、情熱も湧かない。
ただ、強い違和感を覚える。
その違和感が、
「自分には現代社会を生きるための賢さが足りないのではないか」
という自己否定に繋がっている。
本当は、周りと同じように割り切って働き、
生活を安定させたいという気持ちがあるのに、心が追いつかない。
「やる気が出ないなら辞めればいい」という意見もあるかもしれないが、
現実はそう簡単ではない。
生活のためには収入が必要で、条件の良い転職先が見つかる保証もない。
また、転職に役立つようなスキルを持っていないからこそ、
今の仕事を続けざるを得ないという行き詰まりを感じている。
では、どうすればこの迷走から抜け出せるのだろうか。
諦観を身に付けることが解決策なのか、それとも別の道があるのか。
正解は分からない。