私は根暗だ。
一人でいるときの80%は自分を否定することに励み、劣等感や将来への不安感に脅かされている。
暗い気持ちになった時はとことん暗くなる。
寝るとか、ご飯を食べるとか、お風呂に入るとか、そういう変化がない限り、じっと考え続ける。
そして、闇を闇のままにして、時は過ぎ去る。
何かに没頭している時間は、少しだけ楽になる。
何かをしている間だけは、雑音が消える。
しかし、それは一時的な逃避でしかない。
手を止めれば、また現実に引き戻される。
どうして私は、こんなにも生きづらいのだろう。
きっと頭が悪いからだろう。
仕事に意味を見出せず、将来への展望も描けず、ただ時間を消費するように生きている。
好きなことがあるのに、それを生かせる場所も分からない。
どうすればいいのか、誰に聞けばいいのかも分からない。
周りの人間は、淡々と日常をこなしているように見える。
彼らはきっと、私のように何もかもを深く考えすぎないのだろう。
仕事が嫌でも続ける。
生きる意味なんて分からなくても生きる。
彼らは、それができる。
私は、それができない。
だから、私は闇を闇のままにしておく。
何かを変える気すら湧かない。